エンジニアが「さあ勉強!」となったところで最初に悩むことが教材選び。
本屋にいけば、数多くの教材本が並んでいるが、あまりの数の多さに何時間も悩み、教材選びだけで挫折しそうになります。
また深く考えずに、適当に教材を選んだ結果、書いてある内容が高度すぎて理解できず、頓挫するという人も多くいます。
そこで今回は、実際にエンジニアとして就職し、現役で働いているエンジニアたちからアンケートをとり、もっとも声が多かった初心者向けのオススメの本を3冊ピックアップしました。
プログラミング学習の教材でお悩みの方はぜひ参考にしてください。
プログラミング初心者にオススメの本3選
やさしいJAVA:高橋麻奈
発行元は、SBクリエイティブで、本の価格は2,580円+税となっています。ISBNは、978-4-81560-084-6。
JAVAの入門書として知られ、何度も重版されるほどのベストセラーとなっている書籍です。
Javaプログラミングの基本の1つ1つを丁寧に解説し、文法の基礎からクラス、オブジェクト指向まで、JAVAの基礎を一から理解できる構成となっています。
この書籍の特徴は、とにかく、「分かりやすい」。
IT業界では新人研修の教材に使われるほどで、読みやすい解説と動かして理解できる多数のサンプルプログラムで、プログラミングの基本がきちんと身につきます。
著者の高橋麻奈(タカハシ マナ)さんは、1971年東京生まれ。東京大学経済学部卒業で、さまざまな書籍を発行しています。
初めてのPHP:David Sklar
出版社は、オライリー・ジャパン。本の価格は3,000円+税となっています。
ISBNは978-4-87311-793-5。
PHPの入門書として知られ、ロングセラーとなっている書籍です。
PHPの基礎的な文法や書き方だけでなく、PHPとWebサーバやブラウザがどのように連携して動くのかの仕組みから、フォーム作成、データベースとの連携、セッションやクッキーの管理、デバッグ、テスト、セキュリティ、パッケージ管理、フレームワーク、コマンドラインからの実行方法など、実践的なコードの解説が書かれています。
この書籍の特徴としては、ここに書かれている内容が理解できると、「即、就職に繋がる」ということです。
著者のデイビッド・スクラーさんは、Googleのソフトウェアエンジニアということもあり、実際に仕事でよく使うコードを中心に解説し、PHPのプログラマーとして転職したいという方にはとっておきの一冊です。
実際にこの本の話をしただけで、面接が通過したという話を聞くほど。
PHPのエンジニアとして転職を目指しているなら、ぜひ、オススメします。
プリンシプルオブプログラミング:上田勲
出版社は秀和システムで、本の価格は2,200円+税となっています。
ISBNコードは、978-4-79804-614-3。
この書籍は、「良いコード」を書く上で指針となる前提・原則・思想(=プリンシプル)を解説するプログラミングスキル改善書です。
「良いコードとは何か?」をひたすら追求し、プログラマーにとって「より良いコードを書く」ということについて、前提条件から考え方といったところを分かりやすく解説しています。
エンジニアの世界ではよくありがちな「最初にコードを作成したプログラマーがいないと意味が分からない」という状態を批判し、だれが見ても理解できるような「シンプルなコード」こそがエンジニアにとって重要な考え方であると説いています。
プログラミング初心者はもとより、「今まで何となくしていた」という現役エンジニアにもおススメの一冊です。
なお、著者の上田勲(ウエダイサオ)さんは横浜国立大学経営学部卒。キヤノンITソリューションズに入社し、Webアプリケーション自動生成ツール「Web Performer」の開発に関わった経歴があります。
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