「エンジニアという職業には夢がある」と言い切ったコラボテクノの現役のjavaエンジニア。では、なぜ、「エンジニア」という職業には夢があるのでしょうか?エンジニアのメリットとは?そして、エンジニアに向いている人の資質とは?インタビューで詳しく聞いてきました。
javaやphpのエンジニア「山本くん」インタビュー vol.3
エンジニアの転職歴は、意外とさまざまです。もちろん、学生時代からエンジニアを目指して、一直線に進んできた人もいますが、中には、とんでもない経歴の持ち主がいたりします。
前回の山本くんインタビュー「薬学部というキャリアを活かさない生き方」では、薬学部を選んだ経緯から、薬学部というキャリアを捨てた理由を話していただきました。
それでは、なぜ、現在はエンジニアという職業を選択したのでしょうか?詳しく、話を聞いてみました。
今の職場には「自由」がある
――今の会社で働いていて、いいなと思うのはどんなところですか。
「自由」じゃないですか。
今の会社では、社長の吉田さんが「いいよ」と判断した範囲内で、好きにやらせてもらっています。束縛が嫌いだから、この環境は僕にとって大きな魅力。
ただし自由には責任も伴うと、把握しているつもりです。
――そこで言う「自由」って、時間的な自由ではないですよね?
はい。時間や場所が自由でも、自分自身が自由でなければ意味がない。大事なのは「精神的自由」ですね。周りの人を気にしながら仕事する必要がない、という環境。上司の顔色を伺いながら仕事をするのって嫌ですから。
そういった意味で今の会社は、やりやすいです。社長とも仲がいいので、何でも言えますし。人間関係において、ストレスがまったくありません。納得がいかないこともすぐに解消できるから楽です。
そもそも僕、ストレスを感じないタイプなんです。
昔は自分のものさしでしか計ることができず、意見の違いを受け入れることができなくてストレスを溜めていました。
「こっちのほうが絶対効率的なのに」「なんでこうしないんだろう」という思いが強くて。
それも年齢とともに「理由があってそうなんだな」とか「気づいてないんだろうな」とか思えるようになったし、受け入れられるようになりました。
エンジニアで重要な資質とは
――いろんな経験値から、考え方も広がったんですね。エンジニアに必要な資質って何だと思いますか。
プログラミングできる人って、料理もできる人が実は非常に多いんです。逆も然り。
要するに、「準備」なんですよね。どの順番でまず何をして、その間は何をするのか、というマルチタスクからの組み立てができる人が向いていると思います。
エンジニアのメリットとは
――エンジニアならではのメリットって何でしょうか。
端的に言うと、給与面での待遇がいいことですかね。できる人はもらえるし、できない人はもらえないという実力主義の世界。
とはいえもらえることのほうが多いし、実力があればちゃんと評価してもらえる。できる人にはしっかりお金を出してくれる、夢のある世界だと思います。
手に職をつけることができるという点でもいい。精神的自由のためには、スキルの習得も大事です。
その道に習熟すれば、就職だけでなく起業したりフリーランスとして働いたり、と働き方の選択肢も広がるはず。
ブラックな業界という昔のイメージと違って、今はどんどんホワイト化の波が押し寄せているので、そういう点でもいいですよね。
――最後に、将来の夢を教えてください。
特にないんですけど…死ぬまで楽しく生きられればいいかな、ぐらいです(笑)。
ただ、「自分が何もしなくてもお金が入ってくる仕組みを作る」という漠然とした目標ならあります。お金持ちになりたいわけではないので、最低限の収入があれば。
今の状況がいつまで続くか、自分がいつ死ぬかなんてわからないから、夢や具体的な目標は特に持っていませんが、型にとらわれず自由な精神のもと、自分が楽しいなと思うことをその時その瞬間にやれていればいいですね。
まとめ
最終的に、現在の会社にてエンジニアを選択した理由は、「精神的自由」があり、給与面での待遇がよく、「実力があればちゃんと評価してもらえる」ということだと力強く語っていただきました。
もしエンジニアになるという選択肢が現在、頭の片隅にある人は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
では、次回は女性エンジニアの方に話を聞いていきたいと思います。女性ならではの視点でのお話をぜひお楽しみください。
【過去の記事】
・エンジニア山本くんインタビューvol.1「製薬会社からエンジニアへまさかの転身」
・エンジニア山本くんインタビューvol.2「薬学部というキャリアを活かさない生き方」