何故IT業界では、せっかく就職した会社を辞め、転職する人が多いのでしょうか。
特に20代のITエンジニアは、転職についていまいちピンと来なかったり、何故転職した方が良いのか分からない方が多いのではないでしょうか。
そこで、20代のITエンジニアが何故転職した方が良いか、それから転職のコツをご紹介致します。
転職したほうが良いと言われる理由
将来性を求められている
どんな企業にも得意な言語、得意な業務内容は存在します。Javaに特化した企業、スマホゲーム開発が得意な企業、自社パッケージ開発に注力している企業…など、多岐に渡ります。ですが、一社だけに在籍していると、吸収できる技術に偏りが生じてしまい、自身のスキルアップの可能性が狭められてしまいます。
エンジニアは3年ほどで新しく学べるスキルが少なくなるのが一般的で、新しく挑戦できる仕事が少なくなってきます。そこで、転職です!
転職をすると、必然的に新しい知識を吸収する事になります。つまりエンジニアにとって転職は、自身のスキルアップのための手段なのです。
新しい技術を身につけ、常に挑戦し続ける事は、エンジニアにとって、とても大切な事です。
特に20代はポテンシャルで採用される事が多く、経験年数が少なくても転職に有利です。今の仕事、会社にそのままいて、新しい事に挑戦できるでしょうか。少しでも不安要素があるなら、転職を視野に入れてみましょう!
業界的に人材不足
コロナ禍により様々な業種でキャッシュレス化、非対面接客など、IT需要が高まっています。ですが人材不足により、運用に至るまでに至っていない業種、職種が多いのが現実です。昨今の状況を鑑みても、今後しばらくはIT需要が高まる予想もあり、求人は多くなる見込みです。
しかし、求人が多くなる見込みとはいえ、IT業界は本当に人手不足なのでしょうか。下記のグラフの通り、経済産業省の調査によると、2030年には最大79万人もの人材不足に陥る予想が出ています。
上記のように、コロナ禍でなくても、IT業界では今後しばらく慢性的な人材不足が見込まれます。そのため経験者はもちろん、未経験者でもIT業界へ転職のチャンスは大いにあります。
特に、AI、クラウドエンジニア、セキュリティエンジニアは、しばらく人材不足が見込まれますので、求人が多いでしょう。
年収アップが望める
自分が身につけているスキル、経験は今の年収に見合ってますでしょうか?意外と自分の適性年収を知らない方は多いのではないでしょうか。まずは自分の適性年収を調べてみましょう。
転職をすると、年収アップが望める可能性があります。それだけでなく、上述したように自身のスキルアップにも繋がり、転職によるメリットは多々あります。
転職に失敗してしまうパターン
転職した方が良いとは言っても、勿論失敗してしまう事もあります。そんな時は、下記を見つめなおしてみましょう。
なんとなくの転職
周りが転職しているから、自分も何となく転職してみようかな…という甘い気持ちだと、書類選考で落とされます。また、書類選考が通って面接まで行っても、面接官はお見通しです。運よく入社出来ても、入社後にギャップを感じて苦しい思いをするのは、あなたです。
そうならないために、何故転職したいのか、自分によくよく問いかけてみましょう。年収アップがしたい、フラットな人間関係が良い、多忙過ぎて時間と心に余裕がないから、ゆとりがほしい…など、様々な理由があるはずです。現状の不満を洗い出してみると、意外と転職理由が見つかる事が多いです。
自己分析が出来ていない
若手のエンジニアに多くある傾向です。今後自分がどうなりたいか、どういう働き方をしたいか。また、どんなスキルを身につけたいか、整理をしてみましょう。大まかにですが、管理職を目指すか、スペシャリストを目指すかで、傾向が別れます。
自分がどんなエンジニアになりたいか、考えてみましょう。また、今までの経験とスキルの整理する事も大切です。そのスキルを活かして、自分に何が出来るか考えてみましょう。
情報収集が出来ていない
一口に情報収集と言っても、様々な方法があります。
- インターネットで企業のホームページをチェックする
→詳しくはこちらで解説しています。 - SNSを利用して、今のトレンドを掴む
- 実際に転職した人に話を聞く
- 社内、社外を問わずセミナーに参加する
当たり前ですが、知っているのと、知らないのでは、雲泥の差が生じます。今、何を知りたいか、何が分からないのか、どんな情報が欲しいのか。闇雲に情報収集をしても意味がありませんので、まずは転職するに当たって自分が知りたい事を洗い出してみましょう。
また、面接の際に「今興味のある技術は何ですか?」と聞かれる事はけっこうあります。トレンドは勿論ですが、どんな分野に興味があるのか、その分野が今どんな動向なのか把握しておく事も大切です。
転職成功のためのコツ
自己分析とキャリアプランの作成
まず、過去の洗い出し、即ち自己分析をします。それから、未来に向けて、キャリアプランの作成をします。
業界や応募企業のリサーチを入念に行う
何故、今あなたは転職したいと思っているのでしょうか。少なくとも、入社前には感じていなかったギャップを感じているのではないでしょうか。転職後、同じ轍を踏まないためにも入社する前に企業のリサーチを入念に行う事が大切です。
- 会社情報
会社名、所在地、従業員数など。 - 求人内容
募集職種、仕事内容、就業時間、雇用形態など。 - 待遇
給与、手当、休日休暇、福利厚生など。
求人内容を元に、待遇を重視する方は多いのではないでしょうか。業界内で転職する際、求人内容は似ていても、待遇は企業によってかなりバラつきがあります。
また、求人票だけでは見えない企業内の生の声も重要です。OB・OJ訪問、また職場内の見学で企業内の雰囲気を確認するなどして、自分のイメージと現実のギャップを解消しておく事が大切です。面接官も企業の一員ですので、面接する際に疑問点や不安な事などを質問してみるのも良いでしょう。
面接対策を行う
エンジニアの方は、特に面接に苦手意識を持ってる方が多いのではないでしょうか。
第一印象を決める身だしなみを整える事は勿論大切ですが、本番はその後のやり取りにあります。面接は、大概が下記の流れで行われる事が多いので、参考にしてみてください。
ここでは自分の名前から始まり、今まで経験してきた仕事、得意分野、強みなどを簡潔に伝えましょう。
あまりダラダラ長く話してしまうと、マイナスな印象を与えてしまう事もありますので、要点のみを短く伝えましょう。
ここでのポイントは、たくさんPRポイントを挙げるよりも、一つを簡潔に掘り下げて「自分のハイライト」を面接官に伝えましょう。
たくさんハイライトがあると、この人は何をアピールしたいんだろう?と面接官に疑問を持たれてしまい、せっかくの自己PRがぼやけてしまいます。
逆質問で効果的なものは、
- 配属されるチームの雰囲気を教えてください
- 出社してから退社するまでの一日の流れを教えてください
- 入社までに、何か勉強しておいた方がよい事はありますか?
…と言った、具体的に入社後の自分の姿を想像した質問をすると、面接官に好印象を持たれやすいです。
社外の情報を収集する
働いていると、社内の情報に目が行きがちです。社外ではどんな流れがあって、どんなスキルに需要があるか目を向けてみましょう。
需要があるスキルを身につけると、年収が上がるというシンプルな事実は覚えておくと良いでしょう。
また、SNSなどを通じて社外の人が発信する情報に目を向けるのも一つの手段です。普段何気なく見ているSNSに、転職活動のヒントになる情報があるかもしれません。
エージェントの利用
転職活動に向けてやった方が良い事を列挙してきましたが、これを全て一人でやろうとすると、必ずつまづきます。特に、初めて転職する場合は、何からやればよいか分からない…と言った問題を抱える事が多いのではないでしょうか。
そんな方におススメしたいのが、転職エージェントの利用です。
転職エージェントとは、登録すると無料で転職の相談に乗ってくれて、企業へのアプローチ、給与交渉、面接対策など、転職者に寄り添いながら転職活動をサポートしてくれるサービスの事です。
転職に関して、右も左も分からないという方は、まずは転職のプロに相談する事をおススメします。
転職エージェントとその使い方
とは言っても、転職に成功したらお金を取られるんじゃないの?適当な企業を紹介されるだけでは?と疑心暗鬼になる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、転職エージェントを上手く使いこなせば、あなたにピッタリな企業に転職する事が可能です。まずは、使い方をチェックしてみましょう。
エージェントの使い方
転職エージェントは、完全無料で利用する事が出来ます。
大まかに、下記の流れで使う事が多いかと思います。
WEBサイトから、転職エージェントに登録します。ここでは、名前、生年月日など基本的な事から、簡単な職歴や、希望年収、条件等を入力します。
登録後、担当コンサルタントから電話、またはメールで連絡があります。担当コンサルタントと面談の日程を決めたら、面談に臨みましょう。
ここではWEB上で登録した内容を元に、具体的な業務内容や希望条件などの確認をします。
面談した内容を元に、担当コンサルタントからいくつか企業を紹介されます。気になる企業があれば、担当コンサルタントに伝えましょう。企業への応募は、担当コンサルタントが行ってくれます。その後、企業との面接になります。この面接の日程の調整も、担当コンサルタントが間に入って調整してくれます。
面接の結果も、担当コンサルタントから伝えられます。給与面の交渉、内定受諾の期限等も担当コンサルタントが行ってくれます。
このように、転職活動に関するこまごまとした作業を、転職エージェントが行ってくれます。就職活動もですが、転職活動も初めてだと分からない事だらけかと思います。
特に20代で初めて転職する方は、転職エージェントの利用を強くおススメします。右も左も分からない所を、しっかりと手厚くサポートしてくれます!
エージェントの選び方
転職エージェントと一口に言っても、各社で特色が異なります。
- ITエンジニア向け
- 女性向け
- フリーランス向け
など、特色が様々です。
転職エージェントに登録する際は、一つだけに絞らず、複数登録してみる事をおススメします。複数登録する事で、自分に合った担当エージェントを見つけやすくなります。
また、転職エージェントへの相談は企業の面接ではないので、まずは軽い気持ちで話を聞いてみると良いでしょう。
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初めて転職をする際、特に20代で転職する際、まず何から準備をすれば良いか分からない方が多いと思います。techCompass転職!では、そんな悩みを一緒に解決してくれます!
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